2011年、作家・演出家の大原渉平と、ミュージシャンの吉見拓哉によって旗揚げ。観客の想像力を呼び起こし時空間を超えるダイナミックな演出と、劇伴音楽の生演奏などが特徴。
主な作品に、モンゴル民話「スーホの白い馬」を地方都市で起きた失踪事件と放火事件の物語に読み替えた『スーホの白い馬みたいに。』(2012/2014)。
少年と謎の生物をめぐるファンタジーがやがて圧倒的現実と結びつく、人形劇の形を採用した『パフ』(2014)。
柴幸男さんによる女性の一代記を父親目線から再解釈した『あゆみ』(2015)。
2016年開館のロームシアター京都にて上演した、ひとりの男性を巡り、彼を愛する人々の幻想が交錯する『こっちを向いて、みどり』(2016)などがある。